こんにちは!
まるの鎌形です。
今日は、まるで実践している産休・子連れスタッフと独身スタッフの協力体制についてお話します。
最近、クライアント医院さんから、こんなご相談を頂きました。
うちも最近、産休スタッフが増えてきたんだけど、産休スタッフと独身スタッフとの軋轢に困っている。
一番の課題は、
お子さんの急な熱などによる欠勤です。
当然、仕事に穴を空けられないので、独身スタッフがフォローする形になります。
これは、女性が活き活きと働く企業やクリニックを目指す上で、絶対に起こる課題です。
まるでも、ありました。
ママスタッフは、ただただ申し訳ないと思う。
そして、独身スタッフは、こんなに仕事がくるんかぁ〜!といっぱいいっぱいになる。
そうして、ママスタッフと、独身スタッフとの溝が深まっていく。
一時期、そんな溝が深まりそうになったことがありましたが、
今では、お互いにお互いのことを尊重しあい、協力して仕事ができる関係になれています。
なぜ、こんな状態になれているのか?
みんなで振り返ってみました。
大きくは3つあります。
1つ目は、お互いのことを理解する取り組みを実行したことです。
具体的には、朝礼や、問題解決会議の場で、独身スタッフの苦労や、子連れスタッフの苦労を共有するようにしました。
お互いの立場は、その立場になってみないとなかなか理解することができません。
まずは、自分達がどんなことに悩み、どんなことに苦労しているのか?いつもどんな状態なのか?などを
シェアするようにしました。
これによって、そんな苦労もあるのかぁ〜!と、理解が深まり、
お互いのことを尊重できるベースが出来たと思います。
2つ目は、方針を明確にしたことです。
ある程度、まるとしては、こういった仕事の仕方を求めている。ということを具体的に示しました。
お客様へ制作物を届ける納期は決まっており、そこに向けて、作業が止まってしまうことで、
結果、お客様へ迷惑はかかってしまいます。
だから、まるの都合で、これを遅らせるわけにはいきません。でも、自分で仕事を抱えてしまっては、子供や家族を犠牲にしてしまう。
だからこそ、子連れスタッフに限らずですが、自分でなんともならないことはSOSを出しましょうと伝えてきました。
一人で解決できないことも、仲間と協力すれば、なんとかなるからです。
こういったことは、粘り強く伝えていくことで、風土になっていくと思います。
3つ目は、仕事の渡し方や次の人への配慮を意識するようになったことです。
お子さんが熱をだし、休みになってしまうことは、仕方のないことです。
これをなくすことはできないし、仕事が進まないことを、子供のせいにしてほしくありません。
大事なのは、その状態になったときに、どうやって次の人に配慮するかです。
これまでは、「すみません!やすみます!ごめんなさい」的なアバウトな仕事の渡し方だったものが、
このタスクに関しては、ここまで終わっていて、このあと、ここから助けていただきたいです。と、
次の引き継ぎ者への連絡や配慮が自然にできるようになってきました。
そして、「助かったよ」「ありがとう」という言葉が自然と出てくるようになりました。
お互いが、お互い様の精神をもてるようになって、助け合う風土になってきました。
こうなってくると、
産休・子連れスタッフと独身スタッフの協力体制は、より強固なものになってくると思います。
まるは、さまざまな年齢、様々な家族構成の仲間が働いています。
そして、仲間が経験したことは、ほとんどの場合、自分も将来経験することです。
だからこそ、お互いさまです。
できる人が、できる範囲で支え合う。
みんなが協力して働ける関係、とっても嬉しいです。
みんながいてくれて、本当に感謝です。
今日も、女性が活き活きと働く会社を実践してまいります。