島田:
みなさんこんにちは。まるの取締役の島田です。子連れ出勤を開始してから約2年が経過しました。
実は昨日出産しました(笑)
はじめての入院生活があまりにも暇なので、ブログに綴ります。
子連れ出勤を導入するに至った経緯や、実際に導入した結果、当時の課題、その後の子連れ出勤スタッフの状況などなど、さまざまな学びがありましたので、今後、子連れ出勤を希望される方や導入を考えている企業など、多くの方にシェアをできればと思っています。
インタビューアまる子と共にお付きあいください。
まる子:
さっそくですが、どうして、「株式会社まる」では子連れ出勤を開始したのでしょうか?
島田:
まず、鎌形と島田2名で立ち上げた当初の話をお伝えすると、私たちは東区泉にある1DKのマンションの1室からスタートしました。
開業をして少しずつお客様が増えていき、1DKのマンションにはさすがにお客様をお呼びすることはできない!ということになりました。
その時、困っていた私たちに「丸の内のシェアオフィスを貸すけどどう?」とお声をかけてくださった方が、子連れ出勤を実践している女性社長でした。
スタートアップの時期で、人件費も固定費をなかなか捻出するのが難しい状態でしたので、まさに天の声でした。
まる子:
女性社長の子連れ出勤が、まるの子連れ出勤のヒントだったのでしょうか?
島田:
はい。まさに私にとっては、その女性社長の存在が、”お母さん像”の固定概念を変えるきっかけになりました。
私の母は専業主婦だったので、働くお母さん像があまりイメージなかったんですね。働くお母さん=いつも忙しくて大変そう・・というあまり良いイメージを持っていませんでした。
しかし、実際に同じスペースで女性社長と一緒に出勤する息子さん(当時6ヶ月)を見ていると、いつも明るい。
その女性社長がすごい明るくて太陽のような性格っていうのもありますけど、社長なので、かなり仕事も大変なはずなのに、子どもの前でいつもニコニコ笑顔なんですよね。仕事でどうしても打ち合わせが必要な時は、アシスタントのスタッフさんに、自分の子を任せて「いってきま~す!」って、事務所を出ていくんです。
あ、これだな。って思いました。オフィスもシェアできるなら、子育てもシェアできるじゃん!!って。
まる子:
なるほど。
実際に子育てのシェアをしている様子はどうだったんですか?
人の子を任される側って結構、プレッシャーなのかなって思いますけど…。
島田:
当時のオフィス内は、私、鎌形、アシスタントさんの3名でした。全員独身で子ども好きだったので、赤ちゃんが泣いたり、笑ったり、一緒に成長を見守れることがすごく楽しかったんですよね。赤ちゃんが泣いたら、誰かがサッと抱っこする。電話が鳴ったら、声が入らないようにササッと移動しておくとか、赤ちゃんがいることで、より大人同士が密になれたと感覚はあります。私たちはプレッシャーを感じることはなく、むしろ楽しかったという印象です。
少しでも忙しい女性社長のお力になれたらいいな〜と。
まる子:
成長をするにつれて、動く範囲も広がりますよね?
仕事に集中はできたんですか?
島田:
赤ちゃんの時からそばにいたので、気にならなかったですね。
泣き声が大きくなったなー、これも成長だなーと。
子連れ出勤は音が入ると集中できない!という人は難しいかもしれないですね。
まる子:
へぇ・・・・
なんだか楽しそう!!子どももいてみんなが笑顔!
島田:
多分それは、表面的なイメージだけかも(笑)
実際には、子どもと一緒に仕事をする、成果を出すという覚悟がないと難しい・・・というのが事実。
それはまた明日話します。
まる子:
なんだか、奥が深いですね・・・。