ハラハラ・ドキドキの子連れ出勤を開始して、早1ヶ月。
大人たちは、たくさんの不安と期待を持って日々業務を遂行しています。
子どもが泣いたらどうしたらよいか。
子ども同士の相性はうまくいくかな。
ケンカをしたらどうしよう。
一方で、仕事を行っていく上での新人ならではの”不安”もあります。
毎日の新しい業務を限られた時間で、どうやって身に付けていけていけばよいか。
自分は本当に役に立てているのだろうか。
「ライバルは昨日の自分」というまるの合言葉があります。
どうしても新人時代は、周りの人と自分を比べてしまい、自分を追い詰めてしまうことがあります。
そうじゃなくて、いつでも、どんな時も「昨日の自分よりも成長ができたかどうかを考えてね」ということを伝えています。
これは、子どもがいるスタッフもいないスタッフも同じです。
いつも「誰か」を基準にしていたら、辛くなってしまいます。
一人ひとり才能が違うからこそ、他人と自分を比べずに自分の才能を伸ばし、弱みも出していける関係でありたいと思います。
子連れ出勤している人もいない人も、どちらも「働きやすい」状況をつくっていくには、たくさんお互いのことを話して理解を深めていくことが大切なんだな〜と感じています。子連れ出勤はそのお互いを知る機会を増やしてくれているな感じます。
子どもが泣いた時の対応や食事の時、ちょっとした会話が子どもたちの存在のおかげで、すごく円滑になっています。
コミュニケーションの頻度も増えているのではないかと。
「自分が泣いた時って、親はどんな対応をしていたっけ?」
「どんな家庭環境で育ったの?」
「今はどんなことがマイブームなの?」
「休みの日は何をしているの?」
おむつ交換の仕方、抱っこの仕方、お昼を一緒に食べる時。
大人だけでのコミュニケーションにはなかった会話が生まれています。
子連れ出勤は、生産性が下がるのでは?と言われることも多い。
確かに生産性は下がります。
ですが、それ以上に、スタッフ同士の関わり合いが増え、チーム力を上げてくれているのではないか?と思う今日このごろです。子連れ出勤を実践してみなければわからなかったことです。ありがたい。
昇平くんは、乾杯とおすそ分けができるようになりました(・∀・)